博品館の歩み

1899年(明治32年)創業。前身は、帝国博品館勧工場。博品館の名前は、明治から昭和の初めまで「博品館勧工場」という銀座の名物として親しまれていました。他の勧工場がみな二階建てであったのに対し、博品館は三階建てに時計塔までついた大きな建物で、上り下りは普通の階段ではなく螺旋状の通路をめぐり歩く構造でした。

その時、日本で初めて「百貨店」ということばを使い、「百貨店」という新しいことばは博品館によって作られたと言われています。関東大震災後は百貨店営業を断念しておりましたが、創業80周年を記念して、1978年(昭和53年)10月、現在の10階建てのビルを新築しました。1階から4階までを物販、5階から7階をレストラン、8階から10階を「博品館劇場」としました。

その後1982年(昭和57年)9月に物販部門が玩具専門店の「博品館TOY PARK」としてオープン。現在は地下1階から4階までおもちゃをはじめ、ぬいぐるみ、ゲーム、ドール、バラエティーグッズなど、お子様から大人の方までの遊び心を満たすアイテムを約20万点取り揃えています。店内には車(1/32)の走行が楽しめるスロットカーサーキットの「博品館RACING PARK」などリアル店舗ならではの施設やサービスもあります。5、6階にレストラン、8階に「博品館劇場」があり一日中、館内でお楽しみいただけます。


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